今日はこれまでのブログと少し趣向を変えて、インディゴエンジェルオラクルカードの中から一枚のカードを紹介します。
でもカードの前に、少しだけインディゴエンジェルについて。インディゴという言葉は、明確な意思と物事の真偽を見抜く直観力を持ち、年齢や立場問わず、正直で誠実な、尊敬するに値する人だけを尊敬する、そんな人たちのことを意味します。インディゴエンジェルオラクルカードは、そんなインディゴの資質を持ち合わせたが為に、この世の中で上手に生きて行くのがなかなか大変になっているであろう人たちのために、特別に作られたデッキです。そのため、とてもはっきりとした、取り違えようのないメッセージが各カードに込められています。
リーディングのとき、どのデッキを使うかも直感/天使たちからのアドバイスで決めますが、インディゴエンジェルからのメッセージがあるときには、他の天使たちよりもはっきりと伝わってきます。カードの絵も率直なメッセージも、わたしはとても好きでこのデッキはわたしのお気に入りの一つでもあります。
では次に、《状況を見抜く/Look Through the Situation》このカードに込められているメッセージを紹介します。
去年わたしのアトピーが手に負えない程悪化し、自分で自分のことを何一つできないような生活をしていた時に、このカードを何度となく受け取りました。このカードを受け取る場合、(まさにその時のわたしのように)何からの状況に陥ってストレスをためていたり、怯えていたりします。
カードからのメッセージ(拙訳):
今の状況を抜け出した後も、今の状況のことなんて忘れてしまう日が来た後も、人生は更に続くのだから、どんな状況であれ、良いことに集中し、周囲のことにも目を向けて。
現状から脱け出すのに一番いい方法は、状況を手放し、自ら安心することを許すこと。
リラックスする時間を作り、この状況が終わったらどんな感じなのか想像してみましょう。
状況を手放す、とはどういうことでしょうか。
じょう‐きょう【状況/情況】
移り変わる物事の、その時々のありさま。「―を見きわめる」「周囲の―」(goo 国語辞書より)
状況は、情況とも書きます。つまり情のありさま(況)、自分の心の持ち様で、状況が—状況の見方、が変わるということ。
何かに怯えていたり、ストレスを抱えていても、その原因に注意を向けるのではなく、自分の心を落ち着けて、自分自身に「怯える必要はない。安心していい。」と言ってあげること。そうすることで、心の平穏を取り戻すことができるということ。一見自分では何も変えられないように感じる“大変な状況”も、実は自分次第ということ。
当時のわたしはこれを読んだ時、半分の自分が「たしかにこの状況が永遠に続くことはないだろう。いつかは終わる。」と冷静になれる一方、もう半分の自分は「いつ終わるか分からないのだから、辛いものは辛い。」と悲観的でした。
(天使たちのサポートは、わたしたちの意思よりも強くはありません。辛い状況から抜け出したいのであれば、まず自分で(後者の)可哀想な自分ではなく、(前者の)楽観的な自分を選ぶ必要があります。)
カードを受け取り、辛うじて可哀想な半分の自分を制すると、冷静な半分の自分は「面倒を見てくれる、話を聞いてくれる家族がいて、心配して励ましてくれる友達がいて、わたしの健康が第一と言ってくれる会社の人たちがいる」ことに、自然と感謝することができました。支えてくれる人たちのためにも早くよくなりたい、と前向きになることもできました。
まずはとにかく心を落ち着けてリラックス、困難な状況でも良いことへ目を向けてみて、というのがこのカードからのメッセージ。当時のわたしにとっては辛い状況から抜け出すための、一歩を導いてくれたカードでした。
それから《状況を見抜く》カードの絵も見てください。
このカードを引くたびに、これはどういう意味を持つんだろう、とよく考えました。
天使の背負い籠にはラベンダーのような紫色のお花が既にいっぱい、あふれんばかり。というか、もう入る余地がないほど。でももっと摘みたいのか、花を摘むことに一心不乱な様子の天使。考え事に夢中になっていて、籠がいっぱいなことに気づいてないのかな?花を摘むことに一生懸命過ぎて、周りのことも見えてなさそう・・。
あなたの目にはどんな風に映りますか?
このブログを読んでくれているあなたへのメッセージも、きっとどこかに含まれています。インディゴエンジェルからのストレートなメッセージ、是非、気に留めてみてください。
♥「気になること」を抱えたままにすると「気」があなたの中で滞ってしまいます。気になることをヒーリングリーディングで解消して気の流れを良くしませんか。気の流れを良くすることは、望みを叶えるための最短ルートです。