瞑想したいけれど、どうしても雑念が浮かんできてしまって、うまく瞑想できない、または終始雑念を鎮めようとして終わってしまう、という声をよく耳にします。
今日はそんな悩みを抱える方に、雑念が浮かんで来ていても、実は瞑想はその役割をちゃんと果たしている様子なので、めげずに瞑想に取り組んで欲しい!ということをお伝えしたいと思います。
雑念に隠されているヒント
これまでは瞑想中に浮かんできた雑念には気を留めず、雲が空を流れるように、ただ雑念を流せばいいと思っていたし、そうお伝えしてきたのですが、一人で実施していた「30分間瞑想、30日チャレンジ」を先月終えて、ちょっと考えが変わりました(こういう一人チャレンジが、結構好きです)。
毎日朝一で30分間瞑想を続けて得られた気付きは、数知れず。頭もすっきり、気持ちよく一日がスタートできるので、今も続けています。ただ「今」に集中するために、日々の気付きに感動していたものの、敢えて記録は残しませんでした。今後も必要な気付きは、必要なときに訪れる、ということで⭐️
そんな30-30瞑想チャレンジを終えた後、ブログで皆さんに最初にシェアしたいと浮かんできたことは、
瞑想中に浮かんでくる雑念には、自分の目指すゴールにたどり着くためのヒントが隠されている
ということです。
繰り返し浮上してくる雑念
今回の30日間チャレンジ期間中に、気持ちが少し乱される出来事が起きたのですが、その出来事に心が揺さぶられていることを認めたくなくて、そのことをその日はなるべく考えないようにしていましたー瞑想中に浮かんできた雑念を流すように。
でもその事が起きる前日まで何の問題もなくできていたのに、その翌朝の瞑想では、その事が何度も頭に浮かんできました。浮かんでくる度に気に留めずに流していたのですが、どうにもこうにもすぐに戻ってきます。そこで、はたとひらめきました。自分が無視しているからこそ、浮かんでくるのではないかと。
それで気に留めずに流すのではなく、その出来事を、自分のハートが気に入らないと感じているそのままにまず認識して、それから流しました(時間としては、気づいて、認識して、流すで、三秒くらいです)。
そうしたらその後、同じ瞑想中に、その事に対する新たな心の持ち方、自分のハートが嫌がらない見方・捉え方、言わば解決方法が、ポンと浮かんできました。
それで気づいたのです-瞑想中に浮かんでくる雑念にも、しっかり意味やメッセージがありそうだと。
瞑想する人、しようと頑張っている人は、peace of mind(心の平安)を得るためだったり、clarify of mind/頭の中をすっきりさせるためだったり、それぞれに目的を持っていると思いますが、瞑想中の雑念は、そういった目的を達成するための「(まず)乗り越えるべきハードル」として、その存在をアピールしているのだと思うのです。
自分のハートが納得いくまで、ちゃんとその想いにエネルギーを注いでいなかったり、納得していないにも関わらず、そのまま忘れようとしたり、脇へ追いやろうとしている・・
だから、親や誰かの注意が欲しくて泣き叫ぶ子供のように、その想いはあなたの頭の中で泣き喚く・・
つまりどんなに頑張っても雑念を振り払えない理由は、その想いにしっかりと向き合うことこそが目的を達成するために今すべきことだから。その事実を認めて、行動することで前へ進めます。でもそれをせずに、ただ想いを鎮めようと瞑想すると、それは雑念として浮かんでくる、、という、言わば無限ループ状態になります。
雑念は雑念でなくしてあげればいい
ではどうすればいいのか。
雑念とはー「気持ちの集中を妨げるいろいろな思い」(デジタル大辞泉/goo辞書より)ですから、雑念を雑念でなくしてあげればいい、むしろそこに気持ちを集中する時間を作ってあげればよいのです。
些細な出来事や想いであれば、前述したように、瞑想中に浮かんできたときに、(無視して流すのではなく)気に留めて認識してから流すようにするだけで、その後瞑想中に解決策を見つけることが可能になります(=解決策がポンと浮かんできます)。
雑念がヘビーな内容なときには、当然認識は済んでいるので、マインドのその問題の捉え方に、あなたのハートが納得いっていないということが考えられます(例えば、マインドではAさんの言うことが許せなくてイライラしてしまい、それが雑念として浮かんでくると認識していても、実はAさんを正すことができない自分が許せなくなっている場合など)。
また心に募る色々な不安が気になって瞑想できない場合は、エゴに耳を貸し過ぎていて、その不安の声が頭の中で必要以上に大きくなっている可能性もあります。
そういった(既に認識済みの)雑念には「後でじっくり考える」ラベルを貼ってから、流すようにしてみてください。
自分で決めた瞑想時間中は、雑念を認識して流すか、ラベルを貼って流すかして、瞑想を続けます。
そして瞑想後に、「後でじっくり考える」ラベルを貼られた想いに焦点を当てて、その想念を昇華させることに努めましょう。それが難しいから、あなたにとってヘビーな問題になっているのだとは思いますが、一気に昇華させることは難しくても、少しずつ噛み砕くようにしましょう。
例えば、「マインドではAさんの言うことが許せなくてイライラしてしまい、それが雑念として浮かんでくると認識していても、実はAさんの言動を正すことができない自分が許せなくなっている場合など」は、ハートとの対話を繰り返すうちに、イライラの原因は、自分の不甲斐なさに自分自身が腹を立てていること、などがわかってくると思います。
不安が多い人は、瞑想するときのようにまず心を落ち着けて、それから不安要素をなるべく論理的に細分化してみましょう。漠然とした不安はエゴの煽りを受けやすいので、できるだけ具体的な事項へと噛み砕いていきましょう。
少しでも噛み砕けたら、解決法がわからなくても、また瞑想をしましょう。
そんな風に、瞑想と自分の心と向き合う時間を交互に持つことで、瞑想中、または瞑想後に、解決策がポンと浮かぶようになると思います。いずれにしても確実にゴールに近づけるので、めげずに繰り返してみてください。
(「後でじっくり考える」ラベルを貼った後も雑念を流せない場合には、瞑想を中断して、そのことに向き合う時間に変更してしまうことをお薦めします。瞑想でなくなっても、同じゴールへ辿りつくために費やされている時間です✨)
たくさん瞑想しよう!
瞑想は、わたしが無条件に誰にでも薦めているセルフワークです。なぜなら、それは誰にとっても安全で信頼のできる、自分の中にある答えを見つけるのに-宇宙の智恵にアクセルするのに-最適なツールだからです。
瞑想中、雑念が浮かんでも大丈夫です。あなたの努力も時間も、無駄にはなっていません。雑念も、あなたをゴールへと導く道標の一部と思ってください。
ですから今後も、雑念にやる気を削がれることなく、ぜひ積極的に瞑想してくださいね。宇宙は、あなたの「瞑想しよう」という意志を尊重して、しっかりとサポートしてくれていますから✨
関連記事:わたしが瞑想を薦める理由を書いた記事は、こちら『瞑想のすすめ ~ハミング瞑想と大天使サンダルフォン』、瞑想について、またその効果の理解を深めるためにお薦めする記事は、こらら『瞑想のすすめ ~チャクラと瞑想の関係』です。
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一人で自分の内側に向き合うのが怖かったり、辛く感じる方は、無理せずに一度ヒーリングリーディングを通して、天使たちの、宇宙の力を借りてみませんか?カードリーディングが未経験で不安という方は、ヒーリングリーディングを利用された方々の声をご参照の上、ぜひご検討ください✨
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